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寝不足は肌荒れを引き起こす?そのメカニズムについて解説します

寝不足の状態が続くと、肌荒れにつながってしまうこともあります。ここで気になるのが、どのようなメカニズムで寝不足だと肌荒れになるのかという点です。メカニズムを考えるポイントの1つとなるのが、寝ている間に成長ホルモンが分泌されることです。

そもそも睡眠というのは、体に起きた損傷を修復するために必要な時間です。脳と身体の疲労を回復させてくれるだけではなく、傷ついた組織の修復も行います。そして肌というのは、紫外線などによって日々ダメージを受けている箇所です。日々新陳代謝をしている細胞分裂が活発に行われている箇所ですが、その働きを担っているのが成長ホルモンです。新陳代謝を促進させる働きがある成長ホルモンは寝ている間に多く分泌されるので、肌の健康には睡眠が欠かせない要素です。

では寝不足の状態が続いた場合、肌はどのようになっていくのでしょうか。肌は新しい組織ができて古い細胞を追い出すというターンオーバーを繰り返して形成されています。紫外線のダメージで日焼けをしたとしても、ターンオーバーによってダメージを受けた細胞を追い出し新しい組織に生まれ変わっています。しかし寝不足で成長ホルモンの分泌が不足すると、ターンオーバーが遅れてしまいます。

ターンオーバーが遅れてしまった場合、紫外線のダメージでできたメラニン色素が肌に蓄積します。メラニン色素が肌に蓄積した場合、シミなどの肌荒れの原因になってしまいます。ほかにも張りのある肌を保つためには、コラーゲンやヒアルロン酸などの保湿成分のある繊維物質が欠かせません。これらの物質を作り出すのが皮膚線維芽細胞なのです。そして皮膚線維芽細胞も、寝不足で成長ホルモンの分泌が減ると働きが弱まってしまいます。働きが弱くなると、肌から水分が失われて乾燥などの肌荒れの原因にもつながります。

寝不足が問題だと言われても、仕事などの都合で長く寝る難しいという方もいるでしょう。ですが大切なのは睡眠時間だけではなく、質を高めるということです。長く寝ていても質が悪ければ成長ホルモンの分泌にはつながりにくいので注意が必要です。例えば睡眠の質を高めるために、寝る前のカフェインの摂取を避けるというのも1つの手です。ほかにも良質な睡眠のためには、寝具が清潔かというのもポイントの1つです。雑菌が繁殖している寝具だと、肌に悪影響が出ることもあります。寝具だけではなくパジャマや寝室の湿度を見直し、快適な睡眠で肌荒れを防げるようにしましょう。